犬を飼う【保護施設】
犬を飼う、初めて飼うためにはどこでお迎えするの?
最終章の、
保健所など愛護団体からの里親編です。
メリットとデメリットをお知らせいたします。
メリット
・最寄りのない子をお迎えする事の社会貢献活動
何らかの利用で保護されたり、里親を募集している子たちです。
個人的には、この方法でお迎えいただけると嬉しいです。
動物愛護法が出来て以前よりは日本の動物事情は良くなっていますが、
ペット先進国からすればまだまだです。
1頭でも多くの子が幸せになれる日が近づくのを祈っています。
・命の大切さについてより知ることになる
どうしようもなくて飼育できない理由は飼い主さんそれぞれです。
可哀そうとか無責任!とか言う方もおりますが、
あなたが突然死んでしまったら?
病気になったら?
ドライな言い方をしますが、どうしようもないですよね?
勿論、中には心無い理由でペットを手放す方もいることは事実です。
しかし、そんな人ばかりではないのも事実です。
そのような方々が飼っていた子をお迎えするのです。
子犬に比べれば大きいですし、癖もあったりして躾も難しいでしょう。
持病があるワンコもいると思われます。
それでも、その子と生活を共にすることに意味があり、
人間として、精神的にも肉体的にも強くしてくれると思います。
・初期費用が抑えられる
こんなことで里親をする方は少数派でしょうが、お話します。
基本的にはワンちゃんの代金はかからないことが多いです。
譲渡手数料や初期費用、
譲渡・里親募集するまでに発生した費用が必要な場合がありますが、
ペットショップやブリーダーさんから迎えるよりは
初期費用は抑えることができるでしょう。
デメリット
・問題行動があるかもしれない
人に対して恐怖心や信頼していない子、躾が入っていない子がいます。
それによって問題行動をおこす事があります。
焦らずにその子に合わせて、少しずつ躾などをトライしてあげることが大事です。
・持病をもっていることがある
人もそうですが、生き物なので何かしら持病をもっている子がいます。
キチンと治療ができる環境や金銭的な余裕がないとお迎えは難しいです。
・譲渡条件が厳しい
何らかの理由で里親を募集しています。
里親団体の方々も真剣にその子に幸せになってほしいと願っています。
そのため、譲渡の条件は厳しくなっています。
譲り受ける施設や団体によって、譲渡条件のハードルは異なります。
例えば
一人暮らしNG・年齢制限あり・長時間の留守番NG等々…
まとめ
命の大切さを学んだり、困っている子をお迎えする事は、
人間として素晴らしいことです。
しかし、厳しい審査があることがあります。
里親をお迎えしても、審査基準に満たない方はお迎えができません。
飼育費用(治療費など)がとても高額になることも想定してください。
ペット保険にも入れないリスクもあります。
何か一つでも引っかかる事があれば、
善意で引き取ったつもりが、
ワンコも自身も不幸になりかねません。
それこそ偽善者です。
私が思うに、どこからお迎えされていても、
ワンちゃんと飼い主さんが幸せであれば良いと考えます。
何故ならば多くのワンちゃんは、
飼い主さんが喜んだり、
飼い主さんと一緒に何かをする事が一番好きで、
幸せと感じているからです。